アッシュと魔法の筆は買うべきか?見過ごすべきか? 7つの指針を提示する。【評価】

2021年2月7日日曜日

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「アッシュと魔法の筆ってどういうゲームなの?」
「評判はよさそうだけと買う程の価値はある?」
この記事ではこのような疑問を持つ方向けに、実際にプレイした感想から、あなたがこのゲームを買うべきかの指針を提案しましょう!

アッシュと魔法の筆はどんなゲーム?

ストーリー

主人公のアッシュは港町「デンスカ」で暮らす絵が好きが少年だ。
このデンスカはかなり寂れていて町全体が薄暗く色あせている。
ただ、アッシュはこの町が好きなのだ。
デンスカの町を眺めながら好きな「かいぶつ」の絵を描いて過ごしている。

ある日、アッシュは不思議な「魔法の筆」を手に入れる。
この不思議な筆で壁に絵を描くと、寂れて色あせた景色は色どりを帯びて色鮮やかに輝きはじめる。
アッシュの描いたかいぶつの絵には命が吹き込まれ動き始める。

アッシュは、この魔法の筆を使いデンスカのかつての町の姿を取り戻そうと考える。
かいぶつにも助けてもらいながらデンスカの町にかつてのような彩りを取り戻そうとする。



ゲームシステム

主人公アッシュを動かして「デンスカ」の町を探索するモード「探索モード」と町の建物や壁などいろいろな場所に絵を描く「お絵描きモード」がある。
探索モードでは、いじめっ子を避けながらデンスカの町を探索し、「スケッチブックの切れ端」や「かいぶつの落書き」、「あかり」を探す。
お絵描きモードでは、魔法の筆を使って建物の壁を色鮮やかに塗り上げていく。
絵を描く操作はコントローラーのモーションセンサーを使う。コントローラ自体を動かすことで筆の位置を移動することができる。
絵が苦手でも問題ない。スタンプのように種類を選ぶことで気軽に絵が描けるようになっている。

通常の筆では絵が描けない場所もある。こういう場所は「かいぶつ」の力を借りて「スーパーペイント」を使う。「スーパーペイント」には有効時間があるため絵を描くポイントに「かいぶつ」を誘導しなければならないなどパズル的な要素もある。
また、「デンスカ」の町にはいじめっ子がいて、捕まると「魔法の筆」を取り上げられてしまう。
一定量の絵を描くとそのエリアがクリアとなる。



アッシュと魔法の筆は買うべきか?見過ごすべきか?

ここでは、あなたがアッシュと魔法の筆を買うべきか?7つの投げかけをさせていただこう。

7つの投げかけ

1.あなたはPSプラス加入者か?
(2月のフリープレイ)

あなたがPSプラス加入者であれば買いだろう。なぜなら、2月のフリープレイ対象で今なら無料で楽しめるからだ。今すぐ遊ぶ予定がなくても躊躇することなくダウンロードしておこう。
ダウンロードサイズは16GB程度。ストレージに寝かしておいても気にするほどの容量にはならないだろう。


2.殺伐とした世界のゲームに飽きていないか?
(ゲームの高画質化で選べたもうひとつの選択肢)

もし、殺伐とした世界感のゲームに飽きているのなら「アッシュと魔法の筆」の世界に入り込むのはいい考えだ。
ゲームの画質が良くなり、ゲームが今や本当に現実のようにリアルである。しかし、敵である宇宙人、モンスターを躊躇なく撃ち殺していくような殺人ゲームがあふれている。ちと殺伐とし過ぎていないか。
「本当にリアルな殺人ゲームを体験したいのか?」「高画質な表現で本当はもっと違う体験ができるのではないか?」

そう思ったなら購入してみよう。「血しぶき」ではなく「カラフルなペイント」によって彩られた画面は、もしかしたらあなたが求めていたものかもしれない。

3.家に小さな子供がいるか?
(コロナ禍で外にでられない時期だからこそオススメ)

家に小さなお子さんがいるのであれば、「アッシュと魔法の筆」は最高のプレゼントになる。

子どもはやはり体を動かして遊ぶのが好きだろう。そしていろいろなことを学ぶのだと思う。ところが、今はコロナ禍で外出がして遊びにくいこともあり、家の中で過ごす時間を強いられているのだ。小さい体にストレスをためているかもしれない。
このゲームならば、家の中にいながらコントローラー自体を動かして楽しむことができる。しかも、色鮮やかなグラフィックやディズニーのようなストーリーは、良い体験、経験ができるのではないだろうか。

  • コントローラ自体を動かして楽しめるお絵描き。
  • 色鮮やかなグラフィックやディズニーのようなストーリー。




4.PSVRとPlayStation Moveモーションコントローラーを持っているか?
(アッシュと魔法の筆はVR対応)

PSVRとモーションコントローラーを持っているなら買いだと思う。
2つのVR専用コンテンツ「ポタリと不思議なキャンバス」と「VRフリーペイントモード」が楽しめるからだ。

どうやらこれがすごそうなのだ。「まるで『アッシュと魔法の筆』の世界に入り込んだような体験」ができるらしいのである。

と、奥歯に物が挟まったような言い方をしているのは、残念ながら、僕が「PSVR」も「モーションコントローラー」も持っていないからだ。
非常に信憑性のない話になって申し訳ない。
ただ、持っていたら是非体験してみたいと思っていることはお伝えしたい。

5.イルミネーションは好きか?

イルミネーションが好きならば「アッシュと魔法の筆」を気に入ると思う。

町中をイルミネーションでデコレーションしているような楽しさがある。ゲームの画面を見れば一目瞭然であるが、建物への落書きといっても、イルミネーションのように綺麗なのである。このゲームで描く絵は「カラフル」であるだけでなく常にキラキラ輝き動いている。こういうところは、ただのペイントソフトとは異なるところだ。
なので、そういうキラキラ好きなら取り分け満足できるはずだ。



6.ゲームの価値をプレイ時間単価に求めていないか?
(プレイ時間は10時間程度)

もし、あなたがゲームの価値をプレイ時間と購入価格だけで判断するような人なら、購入は避けるべきである。
というのは、クリアするだけであれば5時間~10時間程度で済み、比較的短時間でクリアできる類のゲームだからだ。
ゲームをプレイ時間単価に置き換えて評価すれば、「アッシュと魔法の筆」にはそれほど多くの価値は見いだせないだろう。
ただ、「ゲームにより何が体験できたのか」に判断の基準を置くなら、違う評価になるだろう。

7.ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK 4)の隠された力を解き放ちたいか?
(モーションセンサーによる操作)

「アッシュと魔法の筆」はめずらしくモーションセンサーを使用しているゲームだ。
モーションセンサーとは、「高感度6軸検出システムを搭載し、DUALSHOCK 4の傾きや動きを検知。コントローラーを振る、傾けるなどの操作で、ゲームや文字入力を行うこともできる。」コントローラーの機能である。もしかしたら、この機能を知らない人もいるかもしれない。
保有する機能があるならすべて使いたい、そんな探求心のあるあなたは試してみて欲しい。
なお、試してもすぐ飽きてしまった場合も、この機能をオフにしてアナログスティック操作に変更するオプションもある。

買うべきか?見過ごすべきか?

さて、7つの投げかけをさせてもらった。いくつ当てはまっただろうか?
1つでも当てはまっていたら購入を検討してみてもいいかもしれない。
3つ以上当てはまっていたらプレイして後悔することはないだろう。

まとめ

アッシュと魔法歩筆は大作ゲームではないもの独特な世界観とお絵描きにハマってしまうゲームだ。
このお絵描きの楽しさは何だろうかと考えると、ふと、水森亜土のアクリルボードを使った「たのしいきょうしつ」のお絵描きを思い出した。
これは、子供が好きなように絵を描いている時の楽しさなのではないかと。もしかすると「あどちゃん」になれるゲームってことかもしれない。

以上、「アッシュと魔法の筆は買うべきか?見過ごすべきか? 7つの指針を提示する。」でした。

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